治療担当医

歯内療法専門医 新藤健太郎

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2004年 東京医科歯科大学大学院 歯髄生物学分野卒業。 同、歯内療法学臨床研修課程終了認定。
大学院時代は須田英明教授に「骨再生に関する遺伝子学的研究」のテーマを与えられExperimental Cell Research誌に発表し学位を得た。同時に、臨床においては根管長測定器Root-zxの世界的開発者である小林千尋先生、米国ペンシルバニア大学留学を終えて医局に戻られた澤田則宏先生(新宿区開業)の 指導を受ける。学位取得後、東京医科歯科大学虫歯外来において手術用実体顕微鏡を用いた歯内療法を積極的に行う。同時期にコロナルリーケージを主題とす る論文を発表。歯冠側からの微小漏洩において、根管口に低粘性接着性レジンを充填することが有効であることを示唆する。

  • 2005年 東京八重洲クリニックにおいて歯内療法専門医として勤務
  • 2008年 八王子市に健にこにこ歯科医院を開設
  • 2009年 健にこにこ歯科医院に歯内療法外来を開設
  • 2010年 社会貢献活動として根管治療専門医相談室を開設。
  • 2016年 近隣に診療所移転

≪著書≫
・Osteogenic differentiation of the mesenchymal progenitor cells, Kusa is suppressed by Notch signaling . Experimental Cell Research 209: 370-380, 2003.
・The Influence of Orifice Sealing with Various Filling Materials on Coronal Leakage. Dental Materials Journal 23(3); 419-423, 2004.

≪所属学会≫
・日本歯内療法学会

一言

顕微鏡を使用する根管治療を始めて22年が過ぎました。日々歯内療法を研究し、数千症例を経験しました。自分なりに感じることは、設備や器具よりも、やはり治療を担当するドクターが治療の成否を左右するという事です。歯科治療には科学的な側面があります。その一方、昔ながらの職人的な要素は依然として大きいと感じます。術者の経験と技術、加えて最新の設備があれば理想的な治療が行えます。

根管治療の道を探求する一方、他の治療法も勉強を続けています。総合的な見地から治療の方針を決める事が重要と考えるからです。患者様の希望や、価値観。口腔内全体を見たときの、患歯の価値。根管治療以外の治療方針はないか?。それらを検討し、患者様に個々の治療法のメリットとデメリット、リスクをお伝えすることを心がけています。その結果、根管治療の方針が固まれば、全力で治療に取り組んで参ります。

治療をするかどうか、根管治療が妥当であるかどうかなど、お悩みの患者様。当院では、セカンドオピニオンも行っています。お気軽にご相談ください。

新藤健太郎

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